「裏」を説明文に含む方言 2ページ目

けぁーっちょ  (茨城の方言)

逆。裏返し。 ふぐ、けぁーっちょにきてるわ（服を裏反しに着ているよ）

こちょばっこい  (新潟の方言)

くすぐったい。 足の裏、こちょばっこい（足の裏、くすぐったい）「くすぐる」ことは、「こちょば（か）す」。

こちょびて  (山形の方言)

くすぐったい 海水浴さいったば、蟹さ、足の裏さわらえで、こちょびて（海水浴に行ったら、蟹に足の裏を触られてくすぐったい）

ずずねー  (栃木の方言)

ぞくぞくする。 葉っぱのうらにずずねーほど毛虫がいたったね（葉っぱの裏側にぞくぞくするほど毛虫がいましたね）

てれこ  (奈良の方言)

反対。逆さ。 おまはんの服、そら、てれこやがな（あなたの服、反対じゃないか）裏表・前後・上下などが逆であること。

なーしょ  (福島の方言)

苗代。 うっしょのなーしょさ、行ってくっから（裏の苗代に、行ってくるから）「なーしろ」とも。

もじく  (千葉の方言)

果物などを枝から取る。もぐ。 柿欲しんなら裏からもじいてこ（柿が欲しいなら裏からもいできなさい）

ゆるり  (宮崎の方言)

囲炉裏。 ゆるりのはたにきないよ（いろりのそばにきなさい）諸県では「ゆるい」「よろり」とも。