おっこむ (福島の方言)
取り込む。 雨ふってきたがら、さっさど洗濯物おっこめ(雨が降ってきたから、早く洗濯物を取り込め)
さでこむ (山口の方言)
かき集める。放り込む。 はよせんたくもんさでこみー(早く洗濯物を取り込め)長門では「さらばえる」とも。
しみる (長野の方言)
冷える。凍りつく。 今晩はしみるから、大根しみないよーにしろ(今晩はぐっと冷え込むから、大根が凍らないようにしろ)
ずくむ (千葉の方言)
座り込む。 疲れちゃってあそこにずくんでいた(疲れてしまってあそこに座り込んでいた)
たごる (愛媛の方言)
咳をする。 がいにたごるのー、ちーと離れとかんと、うつりゃせんかいのー(ひどく咳き込むなあ、ちょっと離れておかないと風邪がうつってしまわないかなあ)
ひっこみがはいる (三重の方言)
物を飲み込み損ねて咳き込む。 としよるとよーひっこみがはいんねや(歳寄るとよくひっこみがはいるんだ)いわゆる誤(ご)嚥(えん)のこと。
ひんのむ (長崎の方言)
〈つい〉吞み込む。 しーかの種ばひんのんでしもーた(西瓜の種を吞み込んでしまった)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
よせる (静岡の方言)
〈洗濯物を〉取り込む。 あめん降ってきたで早くよせてくんにゃーか(雨が降ってきたから洗濯物を早く取り込んでくれないか)