お〜やす (京都の方言)
〜(なさい)ます。 じょーずにお書きやすなー(上手に書かれますねえ)動詞連用形をはさんで、動作主を高める。「はる」よりも丁寧な言い方。
きんしゃい (福岡の方言)
おいでなさい。 はよーきんしゃい(早くおいでなさい)シャルは動詞の連用形に続いて、親しみを表す語。
〜けにならん (高知の方言)
都合で〜できない。 忙しーき飲みよりけにならん(忙しいので飲んでいられない)連用形に続く。「行っけにならん」は都合でいけない意。
ごじゃらっぱ (千葉の方言)
わからずや。 そんなごじゃらっぱは連れでいがねーど(そんなわからずやは連れて行かないぞ)
さらさらえぼ (宮城の方言)
鳥肌。 下見だら、おかなくてさらさらえぼたった(下を見たら、恐ろしくて鳥肌が立った)関連して「さらさらする」で「寒気がする」意。「さらえぼ」「ささらえぼ」とも。
ざっかけない (東京の方言)
粗野で、がさつで、丁寧でない形容。 周囲が一般にざっかけない連中が多かったので
そいあい (富山の方言)
連れ合い。配偶者。 そいあいにはよさきだたれてねー(連れ合いに早く先立たれてねえ)
ちん (滋賀の方言)
携える間食物。 ぎょーさん、ちんもって、二人てらって、どこいくんや(たくさんおやつを持って、二人連れ立って、どこに行くのかい)
つんのむ (長崎の方言)
連れ立っていく。 今度の旅行には、みんなつんぬじ行きまっしょでー(今度の旅行には、皆連れ立っていきましょうよ)「つんのーで」「つんのーて」とも。式見では「つんぬじ」。
とぎ (高知の方言)
道連れ。仲間。 きょーはとぎがおったけん、はよーついたよーな気がする(今日は道連れがいたので早く着いたような気がする)