おっとろし (長崎の方言)
おや、まあ。驚いたときに言う。 おっとろし。どっかでふとか地震のあったごたっ(おや、まあ。どこかで大きい地震が起きたようだ)あきれたような気分が入ることも多い。形容詞はおとろしか。
おとろしか (長崎の方言)
恐ろしい。 やっぱ地震なおとろしかねー(やはり地震は恐ろしいねぇ)
おめく (長崎の方言)
叫ぶ。 あすこでおめきよっとは、だいじゃろか(あそこで叫んでいるのは、誰だろう)
おーどもん (長崎の方言)
横着者。 あんわれはおーどもんやっけん(あいつは横着者だから)
おーばんぎゃーな (長崎の方言)
無謀な。 あいつはおーばんぎゃーなやつでこまったばい(あいつは無謀なやつで困ったよ)
かずむ (長崎の方言)
嗅ぐ。 ねまっとらんか、かずんでみんね(腐っていないか、嗅いでごらん)
からう (長崎の方言)
背負う。 昔は弟や妹ばかろーて、がっこに行きよったってなあ(昔は弟や妹を背負って、学校に行っていたけれどねえ)
〜がと (長崎の方言)
〜分。 千円がともなかばい。こん料理は(千円分(の価値)もないよ。この料理は)
きびしょ (長崎の方言)
急須。 きびしょは両手で持つごとなっとっと(急須は両手で持つようになっているの)
きゃーなえる (長崎の方言)
ひどく疲れる。 きゅーは仕事のきつーして、きゃーなえたばい(きょうは仕事が辛くてひどく疲れたよ)