すそご・しりご (長崎の方言)
末っ子。 すそごやけん、たいがい甘やかされとる(末っ子だから相当甘やかされている)
すらごつ (長崎の方言)
噓。 あいつすらごつばっかゆーてからに(あいつは噓ばかり言いやがって)
そびく (長崎の方言)
引っ張る。 そびーたら破るっよー(引っ張ったら破れるよ)長いものを地面につけてそのままの状態で引きずる場合は「ぞろびく」。
たぎる (長崎の方言)
沸騰する。 薬缶のたぎりよる、ひばけさんね(薬缶が沸騰している、火を消しなさいね)
ちんちょか (長崎の方言)
大変に珍らしい。 こいはちょおっとちんちょかもんばい(これは、たいそう珍らしいもんですよ)
ちんわすれる (長崎の方言)
うっかり忘れる。 かいちゅうーば、ちん忘れた(財布を、うっかり忘れた)
つんのむ (長崎の方言)
連れ立っていく。 今度の旅行には、みんなつんぬじ行きまっしょでー(今度の旅行には、皆連れ立っていきましょうよ)「つんのーで」「つんのーて」とも。式見では「つんぬじ」。
つ・つーくれ (長崎の方言)
かさぶた。かす。 つーくれしか残っとらんやった(かすしか残っていなかった)
てれんぱれん (長崎の方言)
ぶらぶらと何もせず。 てれんぱれんしとらずに、手がせすればよかたー(ぶらぶらしていないで、家の手伝いぐらいすればいいだろうに)
とんすい (長崎の方言)
陶製の匙。 とんすいばやらんね(陶製の匙を取っておくれよ)中国語「湯匙」に由来。