くかざり 【九飾り】 (東京の方言)
「苦」に通じる「九」のつく日に飾ること。 門松を飾るのはたいがいの家が二十八日でした。二十九日になったら飾らない。九飾りといって苦に通じるといって、縁起をかつぐ
さでこむ (山口の方言)
かき集める。放り込む。 はよせんたくもんさでこみー(早く洗濯物を取り込め)長門では「さらばえる」とも。
さでしてる (山口の方言)
放り捨てる。 なおっしょかんと、さでしてるよ(かたづけておかないと捨てるよ)長門では「さでくりだす」とも。
さんしのみっつ (山口の方言)
いちにのさん。 さんしのみっつで走るそ(いちにのさんで走るよ)「せーのでみっつ」とも。長門では「さんのーがーはい」。
〜そ (山口の方言)
〜の。 「そーなそ?」(そうなの?)周防では「〜のんた」、長門では「〜ほ」とも。
そんとな (山口の方言)
そのような。 そんとな、ゆーちゃーいけん(そんなことを言ってはいけない)長門では「そんと」とも。
てれんこぱれんこ (山口の方言)
ふらふらする。ぐずぐずする。 時間がないけー、てれんこぱれんこするなっちゃ(時間がないから、ぐずぐずするな)「てれーぐれー」とも。長門では「てれんぱれん」とも。
はなのす (愛媛の方言)
鼻の穴。 虫が鼻のすへ入って、こそぼていかんが(虫が鼻の穴へ入って、くすぐったくて困る)「つべのす」は「肛門」。
びっしゃ (山口の方言)
ビシャビシャ。 雨びっしゃじゃー(雨がひどく降っているなあ)長門の「びっしゃこ」はずぶ濡れの状態をいう。
ふ (山口の方言)
運。 ふが悪い(運が悪い)長門では「まんくそ」「まん」とも。