はば (愛知の方言)
仲間はずれ。 友達からはばにされてまったな(友達から仲間はずれにされてしまったね)
はめる (香川の方言)
仲間に入れる。 はしりごくするんやったらあたしもはめてー(かけっこするんだったら私も仲間に入れて)
はんざいこ (奈良の方言)
隙間。 あおんじょ、家と風呂場のはんざいこへ入りよったわ(青大将が、家と風呂場の隙間へ入って行った)
ばんじまして (島根の方言)
夕方の挨拶。 ばんじまして。ごくろーさんでした夕方、仕事帰りに交わす挨拶。「こんばんは」より早い時間帯に言う。
ぱすぱす (茨城の方言)
やっと。ぎりぎり。 おぐれっかどおもったけど、ぱすぱすまにあった(遅れるかと思ったけれど、ぎりぎり間に合った)
ひあわい 【庇合わい】 (東京の方言)
くっついている家と家との間のせまい通路。 ひあわいの風が涼しいねーなまって、「ヒヤワイ」とも。
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひっとずる (長崎の方言)
ちょっと出る。 頭のひっとでとる(頭がちょっと出ている)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
ひとかたげ (栃木の方言)
一回分の食。 米五合あったら、ひとかたげたくさんだんべー(米が五合あったら、一回分の食事は十分に間に合うだろう)
ひとっきり (神奈川の方言)
少しの間。 ひとっきり、休むべーよ(少しの間、休もうよ)