かしま (愛知の方言)
几帳面で、きちんとした様。 あのしとはかしまにしとるでえーわ(あの人はきちんとしているからいいよ)
からちら (秋田の方言)
土産を持たず訪問すること。 しぇんしぇの家さ行ぐなさ、からちらでだば行がえねぁ(先生の家に行くのに、土産を持たずに行くことはできない)「空面」から。
きさんじ (島根の方言)
【出雲】痛快なこと。【石見】気晴らし。 やっぱし、しょーぶは勝たんときさんじにならん(やっぱり、勝負はかたないと面白くない)「かゆいところを搔いてもらう快感」の意もあるらしい。
げに (高知の方言)
本当に。実に。 げにまっこと、おもしろい(まったく実に、面白い)強調して「げにまっこと」とも。
こざにっか (佐賀の方言)
小面憎い。 こまかくせ屁理屈どんばっかりゆーち、ほんなこてこざにっか(年少のくせに屁理屈ばかり言って、本当に小面憎い)
こわい (岐阜の方言)
恥ずかしい。 しらん人にあうのはこわいも(知らない人に会うのは恥ずかしいよ)「心配な」「嫌な」「面倒な」「気の毒な」「寂しい」などの意でも使われる。
ざえ (新潟の方言)
薄く張った氷。 ざえがはった(薄氷が張った)田や道路の水たまり、洗面器等の表面に張ったものをいう。
じゃみじゃみ (福井の方言)
テレビ画面の砂嵐状態。 テレビおぞいで、じゃみじゃみんなって見られん(テレビが古いから画面が砂嵐状態になって見られない)
ずる (新潟の方言)
移動する。 汽車がずる(汽車が動く)物の面に接したまま動く。
せわがる (高知の方言)
世話を焼く。 あのいとが準備をせわがってくれたきあてわなんにもすることがなかった(あの人が準備の面倒を見てくれたので私は何もすることがなかった)