こべうつ (滋賀の方言)
頭痛がする。 ういわいな。こべガうつゆーてはるのに(申し訳ないね。頭痛がすると言っていなさるのに)
じゃんぼん (栃木の方言)
葬式。 じゃんぼんには、引き出物にでっけーじゃんぼん饅頭がでたったねー(葬式には引き出物に大きな葬式饅頭がでたね)
ずない(3) (静岡の方言)
賢い。 ありゃーずない子だ(あれは頭のいい子だ)
とろっぴょーし (神奈川の方言)
頭割り。等分。 とった魚、とろっぴょーしにわけべーじゃん(捕った魚を、皆で等分に分配しようではないか)
どす~ (岐阜の方言)
ひどく~。 わーわーとどすぼえる(わーわーと泣く)こりゃまたどすえらいもんじゃ(これはまたひどく大きなものだ)接頭語。
どたま (大阪の方言)
「ど」+「あたま」。〈卑語〉 どたま、どついたろか(頭をなぐってやろうか)
ぬすっくらい (栃木の方言)
盗み食い。 戸棚にとっといた饅頭を、ぬすっくらいしたやつは誰だ(戸棚に仕舞っておいた饅頭を、盗み食いしたやつは誰だ)
ひっちゃゆっ (鹿児島の方言)
落ちる。 かっのみがひっちゃえちょっど(柿の実が落ちているよ)「あゆっ」とも。「ひっ」は接頭語。
ひっとずる (長崎の方言)
ちょっと出る。 頭のひっとでとる(頭がちょっと出ている)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
ひんのむ (長崎の方言)
〈つい〉吞み込む。 しーかの種ばひんのんでしもーた(西瓜の種を吞み込んでしまった)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。