こたう(1) (高知の方言)
肉体的・精神的に応える。 あつけがことーてまだよーおきん(暑気あたりが応えてまだ起きられない)らくだいしたががことーちゅー(落第したことが応えている)
こたう(2) (高知の方言)
支える。 杭にくくったけんどなわがゆるいきちっともことーちゃーせん(杭にくくったけれど縄がゆるくてちっとも応えていない)
こーべる (高知の方言)
気取った態度をする。 テレビにうつっちゅーきこ―べってしゃべりゆー(テレビに写っているから気取って話している)
さがしい (高知の方言)
〈上から見て〉急だ。 あのさがしい道を走ったきにまくれた(あの急な道を走ったので転げ落ちた)
さびわけする (高知の方言)
選り分けて整理する。 あんたが役員やき、意見をさびわけせないかなー(あなたが役員なのだから意見を整理しなければ行けないよ)
ざっとした (高知の方言)
粗末な。乱雑な。 部屋がざっとしちゅーき来たらいかん(部屋が散らかっているから来てはいけない)
ざんじ (高知の方言)
すぐに、またたく間に。 ざんじ来とーせ(すぐに来てちょうだい)
しかう (高知の方言)
柄などを付ける。 えがぬけたけんしこーちくり(柄が抜けたから付けてくれ)
しらった (高知の方言)
白紙。未使用の紙。 全国のアンケートながやきしらったでかえすわけにいかん(全国のアンケートだから白紙で返すわけにはいかない)
しるい (高知の方言)
土が水を多く含んでぬかるんでいる、あるいは軟弱な状態。 雨がうんと降ったき道がしるーなってとーれな(雨がたくさん降ったから道がぬかるんで通れないよ)