あっつこっつ (宮城の方言)
あちらこちら。物事をいい加減に行なうさまにも。 すごどあっつこっつしてわがんね(仕事をいい加減にしてはだめだ)
あってこともねー (栃木の方言)
とんでもない。 車がぼっこれて行げなくなっちゃって、あったこどもねーこどんなっちゃってさ(車が故障して行けなくなって、とんでもないことになってさ)
あっぱ (福井の方言)
大便。 なんかひっで臭いけど、どっかにあっぱあるんでねんか(何かとても臭いけれど、どこかに大便があるんじゃないか)
あっぱがお (香川の方言)
あきれ顔。 あっぱがおして、何みよんぞ(あきれ顔で、何を見ているんだ)
あっぱとっぱ (茨城の方言)
あわてふためく様子。 きゅーにきゃぐきたもんだがら、あっぱとっぱしちゃったよ(急にお客が来たのであわててしまったよ)
あっぱとっぱ (千葉の方言)
あわてるようす。あたふた。 急に雨ガ降ってきたがら、あっぱとっぱしっちゃーよー(急に雨が降ってきたから、あたふたしちゃうよ)
あっぺ (奈良の方言)
大便〈幼児語〉。 しっかりきばってあっぺ出しなはれ(しっかりきばって大便をしなさい)
あっぺとっぺ (宮城の方言)
つじつまの合わないこと。 あの人ゆーのはあっぺとっぺで何かだってんだがわげわがらね(あの人の言うことは頓珍漢で何を言っているのかわからない)
あっぽ (福島の方言)
大便。 あっぽたっしゃ、あっぽやさ行ってくる(大便をしに、便所へ行ってくる)「あっぽや」は「便所」のこと。