ひこつい(1) (愛知の方言)
趣がある。 その着物ひこつぃーねー(その着物は趣があるね)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひら (北海道の方言)
急斜面。 あそこのひらにわらびいっぱいあるんだ(あそこの斜面にわらびがいっぱいあるんだ)
ひらくち (大分の方言)
〈改まった言い方でなく〉ふだんのもの言い。 あんしはひらくちじ話すきー話がゆーわかる(あの人はふだんの平易な話し方をするから話がよくわかる)同じ語形で「マムシ」の意もある。
ふだ (宮城の方言)
たくさん。豊富に。 んまぇものふだにあっからながよぐたべさいん(おいしいものがたくさんあるから仲良く食べなさい)
ふだに (茨城の方言)
たくさん。 ほーれんそー、ふだにあっから、たべでくんちょ(ほうれん草がたくさんあるから食べてください)
へ (山口の方言)
そう。 へじゃけど(そうだけど)「へでも」(そうだけど)「へで(さー)」(それで(さー))「へでから」という表現もある。(それで)
ぺろ (宮城の方言)
うどん・素麵などの麵類。またすいとんの類。 昼、ぺろ汁でもくすぺゃ(昼食はすいとんでも食べましょうよ)「かっぺろカップラーメン」という新造語もある。
ほどらい (富山の方言)
程度。程合い。 ほどらいちゅうもんがあろが(程合いっていうものがあるだろうが)
ぼっち (埼玉の方言)
小さなまとまりの山を数える単位。 田んぼん中に堆肥の山が六ぼっちあるかんな(田んぼの中に堆肥の山が六つあるからな)