どでんする (宮城の方言)
びっくりする。 きんなのかじにぁなんぼがどでんしたすぺ(昨日の火事にはどんなにか驚いたでしょう)
なから (埼玉の方言)
かなり。たくさん。 なからへーがはいてたいな(かなり稗が生えていたな)
ながたん (奈良の方言)
包丁。 子どもがそんなながたんもって、てんごしたら怪我すんで(子どもががそんな包丁もって、いたずらしたら怪我するぞ)「菜刀」からか。
なぐさみ (三重の方言)
いたずら。冗談。 よーてよっさかいなぐさみしょんにゃさ(酔ってるからいたずらするんだよ)
なんぎこんぎ (島根の方言)
苦労。困難。 なんぎこんぎして、やーやとついた(苦労してようやく着いた)
なんなら (岡山の方言)
なあんだ。 雨が降りょーるわ。なんならー。畑しょー思よーったのに(雨が降っているよ。なあんだ。畑仕事をしようと思っていたのに)
なんのあーた (福岡の方言)
どういたしまして。 「えずーご念のいりまして」(大変細やかななさりかたで)「なんのあーた」(どういたしまして)感謝辞をおし戻すことば。東部では「なんがあんた」。
なんも (秋田の方言)
いや。どういたしまして。 なんもなんも、気にさねでけれ(いやいや、気にしないでくれ)
に(1) (高知の方言)
逆説を表す。 せっかくたべるもんをかまえまちょったにこざった(せっかく食べる物を用意していたのに来なかった)
にしくりつける (鳥取の方言)
塗りつける。なすりつける。 ほせーこらが、体につつをにしくりつけてあそんでた(子どもたちが、体に泥をなすりつけて遊んでいた)