くものえず (栃木の方言)
蜘(く)蛛(も)の巣。 どんぶがくものえずにひっかかって、ばたばたもがいてんだんべー(蜘蛛の巣にとんぼがひっかかって、ばたばたもがいているんだろう)
くる (福岡の方言)
あなたの所に行く。 〈電話で「遊びに来ないか」などと誘われて〉今から、くるけん(今から行くから)相手側に身を置いての表現。
ぐれる (静岡の方言)
捻挫する。 いしょーけっとばかいて足がぐれちゃった(石を蹴っ飛ばして足を捻挫した)
けったいな (大阪の方言)
奇妙な。変な。 けったいなことばっかし言わんといて(変なことばかり言わないでよ)
けっぱなずく(1) (鳥取の方言)
つまずく。 年を取ると、ちっしゃな石でもけっぱなずいてもくれる(年を取ると、小さな石でもつまずいて転ぶ)
こかす(1) (高知の方言)
崖や段から落とす。 この石をこかいてくれ(この石を突き落としてくれ)
こる (滋賀の方言)
田畑の土を砕いて耕す。 もっと、こまこー、こギってくれへんか(もっと細かく砕いて耕してくれないか)
こざく (新潟の方言)
またぐようにして歩く。 雪こざいてきた(雪の中を歩いてきた)雪の積もったところや川の浅瀬をかきわけるようにして歩く動作をいう。
こそばす (大阪の方言)
くすぐる。 こそばいさかいあんまりこそばさんといてーや(くすぐったいからあまりくすぐらないでよ)
こないだうち (京都の方言)
このあいだ。先だって。 こないだうちから主人風邪引いてるんやわ(この間から主人が風邪を引いてるのよ)