ほげる・ほがす (長崎の方言)
穴があく〈自動詞〉。穴をあける〈他動詞〉。 耳んすばほがしてよーっときーとかんね(耳の穴を開けてよく聞いておきなさい)
ほでくてねぁ (岩手の方言)
雑然として混乱している。 おめぁのしゃべるごど、はっぱりほでくてねぁ(お前の言うことはごちゃごちゃしていて、訳が分からない)
ほとばす (長野の方言)
水に浸す。 お茶碗、ほとばしといて(お茶碗を水に漬けておいて)
ほろける (山口の方言)
落ちる。 ボタンがほろけたけー、つけちょってーや(ボタンが落ちたから、つけておいてくれ)
ほんがほんが (島根の方言)
ゆっくり〈ぼんやり〉歩くさま。 ばーさんが、ほんがほんがして、いきなった(お婆さんがぼんやり歩いて行かれた)
ほーたる (山口の方言)
投げる。投げ捨てる。 宿題をほーたっちょっちゃーいけんよ(宿題を投げ出していてはいけないよ)「ほーかる」「ほーくる」「ほったる」とも。
〜まいてんす (和歌山の方言)
〜ました。 さかな、もう、買いまいてんすか(魚はもうお買いになりましたか)
まじくなう(1) (東京の方言)
表面をまぎらかしてとりつくろう。 ちょいとそこ、まじくなっといてね(ちょっとそこをとりつくろっておいてね)
ますぼり (福岡の方言)
へそくり。 もとは米などをためておいて臨時の出費の時に使うこと。
までに (岩手の方言)
真面目に。 あいず、いっつも、までにかしぇーでるやずだな(あの人は、いつでも、真面目に働いている人だ)