やまいもをほる (宮崎の方言)
酔ってくだをまく。 山芋をほっせー、しったんくぁったんなったげな(酔ってくだをまいて、めちゃくちゃになったんだって)
ゆいすいる (埼玉の方言)
言い負かす。言って諭す。 しゃくにさわったんでゆいすいてくれたんさ(しゃくにさわったので言い負かしてやったのさ)
ゆるせい (静岡の方言)
のんびりできる。気楽な。 まゴたちん来ててゆるせくないねー(孫たちが来ていてのんびりできないねえ)普通は否定の形で使うことが多い。
よっぴて (埼玉の方言)
夜通し。一晩中。 よっぴて仕事しちゃーからだに毒だんべ(一晩中仕事していてはからだに良くないよ)
よわる (千葉の方言)
腐る。 食わねーで置いといたらよわっちゃーぞ(食べないで置いておいたら腐っちゃうぞ)
りくつな (富山の方言)
気が利いている。 わかいがにりくつなあいさつをする(若いのに気の利いた挨拶をする)
ろくすっぽ (神奈川の方言)
下に打ち消しのことばを置いて、不十分であるさまを示すことば。 ろくすっぽ、おれの話も聞かねーで、勝手なこと言うなよ(十分に私の話も聞かないで、勝手なことを言うなよ)
わからん (熊本の方言)
だめだ。いけない。 あぶなかとこばっかいきよっと、わからんぞ(危ないところばかり行っていてはだめだぞ)
わく (高知の方言)
間引く。 だいこんをわいちゃらないかん(大根を間引いてやらないといけない)
わにわにする (山梨の方言)
ふざける。 わにわにしてーておっちゃんによまーれた(ふざけていておじさんに怒られた)奈良田では「わにくる」。