〜ぎ (佐賀の方言)
〜ならば。〜たら。 こっかいみよっぎー、おんちゃんのきんさっとのみゆっばい(ここから見ていると、おじさんが来ておられるのが見えるよ)
ぎっちり(2) (高知の方言)
たゆむことなく。 ぎっちり勉強しゆーき、成績もえいちや(精を出して勉強をしているから成績も良いよ)
ぎゃーなか (長崎の方言)
頑固だ。 あん人はぎゃーなかことばっかいゆーとっばい(あの人は頑固なことばかり言っているよ)
ぎり (愛媛の方言)
ばかり。だけ。 うそぎり言うけん、きらわれるんよ(うそばっかり言っているから、嫌われるんだよ)
ぎんつ (岐阜の方言)
鯰の子。 水がきれいになったで、たまにぎんつおるよーになったんな(水が美しくなったので、時々鯰の子がいるようになりましたね)
〜くさし (山口の方言)
〜残し。 食べくさし(食べ残し)食べている途中で、食べるのをやめているもの〈あとで食べるかもしれない〉のこと。「飲みくさし飲み残し」という表現もある。
くせらしか (宮崎の方言)
気取っている。 くせらしかこつゆーなて(気取ったことを言うな)
くっちゃべる (茨城の方言)
しゃべり放題にしゃべる。 あづばってなんだかんだかくっちゃべってっとー、せーせどするわ(集まってあれこれとしゃべっていると気持ちがはれるよ)
くにしゅー 【国衆】 (北海道の方言)
本州などからの移住の同郷人。 ここは阿波のくにしゅうばっかりだ(ここに住んでいるのは阿波の国衆ばかりだ)「南部衆」「越後衆」などとも言った。
くものえず (栃木の方言)
蜘(く)蛛(も)の巣。 どんぶがくものえずにひっかかって、ばたばたもがいてんだんべー(蜘蛛の巣にとんぼがひっかかって、ばたばたもがいているんだろう)