よじける (群馬の方言)
よろける。 重くもねーのにかろーとしょーがよじけて歩いただよ(重くもないのに荷物背負いの衆が重い物が入っているかのようによろけて歩いだのだよ)
よっぽどいい気だ (神奈川の方言)
ひとり合点して喜んでいるのを批評することば。 あんなことばっかり言っちゃって、自慢ばっかりして、あいつ、よっぽどいい気だな(あんな(くだらない)ことばかり言って自慢ばかりして、あいつは自分だけで喜んで…
よててる (群馬の方言)
得意としている。上手だ。 かずちゃんは釣りに関しちゃーよててる人だよ(和ちゃんは釣りに関しては得意としている人だよ)北部では「えててる」。
よぼる (兵庫の方言)
伝ってこぼれる。 はよ飲まな、ビールがよぼんりょんどー(早く飲まないとビールが〈コップのふちを〉伝ってこぼれているよ)
よーがりーひーがり (沖縄の方言)
瘦せほそっているさま。 わらび そーねー ちゃー よーがりーひーがりー そーたん(子どもだったころひどく瘦せていたね)
よーけ (岡山の方言)
たくさん。 こりゃー、よーけ余っとらー(これは、たくさん余っているなあ)
らんく (静岡の方言)
乱雑。 部屋をいつもらんゴくにしてる(部屋をいつも散らかしている)
らんぱちやる (三重の方言)
大騒ぎする。 きんじょまーしのこどもらとらんぱちやっとるわさ」(近所の子らと大騒ぎしているわ)「らんやる」とも。
りきむ (千葉の方言)
自慢する。いばる。 賞状もらってきてりきんでらー(賞状をもらってきて自慢している)
りくつげな (香川の方言)
〈何やら〉えらそうな。 りくつげな服きとるでないか(カッコつけたわけのわからん服を着ているじゃないか)