うつかる (長野の方言)
よりかかる。 気分わりいなら、そこにすわって壁にうつかりましょ(気分が悪いなら、そこに座って壁によりかかりなさい)
おっかがる (山形の方言)
寄りかかる。 ぶじゅぐれっどわりがら、おっかがんな(こわれると困るから寄りかかるな)
おてまいり (京都の方言)
手間のかかること。 お手間入りのごちそうばっかしやないの(手間のかかるごちそうばっかりじゃないの)
がす 【ガス】 (北海道の方言)
霧。特に海の霧。 ろくガつなったら、毎日がすかかるさ(六月になったら、毎日ガスがかかるよ)
がとー・がとーもない (静岡の方言)
大変。たくさん。 がとーにあるでたんとくいな(沢山あるからたくさん食べな)がとーもねー時間かかるに(大変な時間がかかるよ)
きもびしい (長野の方言)
じれったいほど手がかかる。 種えり分けるのは、きもびしい(種を選り分ける仕事は、辛抱がいる)
ごんぼほる (秋田の方言)
駄々をこねる。暴れる。 酒飲んでごんぼほる(酒を飲んで管を巻く)「牛蒡掘る」から。地中の牛蒡は掘るのに手がかかることから、駄々をこねたり酒を飲んで管を巻くなど、手のかかることを言う。
さばる(2) (島根の方言)
とりかかる。 やーやと、仕事にさばるやーな(ようやく仕事にとりかかるようだ)
なんかかる (福岡の方言)
よりかかる。もたれかかる。 かべー、かかっとー、えのおちるけん、なんかからんでくれん(壁にかかっている絵が落ちるからよりかからないでくれない)
なんかかる (宮崎の方言)
寄りかかる。 そきなんかかっといかんど(そこに寄りかかるといけないよ)