かく (山口の方言)
髪を櫛でとく。 お風呂からあがったら、髪かいちゃげて(お風呂からあがったら、髪をといてあげなさい)
かく (徳島の方言)
担ぐ。 この机おもたいけん、いっしょにかいてくれるで(この机は重いから、一緒に持ち上げて運んでくれるか)
かく (愛媛の方言)
二人以上で持ち上げて運ぶ。 遊んどらんと机かいて(遊んでないで机をいっしょに運んで)複数でなくても、机なら「かく」と使う若者も。
かくうつ (大分の方言)
〈飲み屋でなく〉酒屋の店内で、枡で酒を飲むこと。 きょうはちょーいとかくうっち帰ろうかのー(きょうはちょっと一杯立ち飲みをして帰ろうかなあ)
かくねがんしょ (埼玉の方言)
かくれんぼ。 今日はかくねがんしょしてあすんべー(今日はかくれんぼして遊ぼう)
かぐぢ (青森の方言)
裏庭。 こごの戸っこがら、かぐぢさ出はるんだね(ここの戸から、裏庭にでるんだよ)
かぐる (鳥取の方言)
引っ搔く。かきむしる。剝ぐ。 あのこが猫をかまったけー、かぐられて血が出た(あの子が猫をいじめたので、引っ搔かれて血が出た)
かけりやこ (鳥取の方言)
駆けっこ。 畑道でかけりやこして、こーんであいまちした(畑道で駆けっこして、転んで怪我をした)
かける (新潟の方言)
指名する。 先生にかけられた(先生に指名された)気づかずに使う方言の一つ。
かのぞき 【影覗き】 (東京の方言)
ちょっと顔を出すこと。 この頃ちっとも影のぞきもしない(この頃ちっとも顔をみせやしない)