たいぎゃ (熊本の方言)
本当に。 熊本城は、たいぎゃむしゃんよかね(熊本城は、本当に武者ぶりがいいね)「大概に」「ほどほどに」の意でも用いられる。
たがく (新潟の方言)
持つ。かかえる。 カバンたがいて学校へ行ぐ(カバンを持って学校へ行く)
たく (北海道の方言)
持つ。持ち上げる。 いっしょにたガいて(いっしょに持ち上げてね)「たなく」「たなぐ」とも。
たごる (愛媛の方言)
咳をする。 がいにたごるのー、ちーと離れとかんと、うつりゃせんかいのー(ひどく咳き込むなあ、ちょっと離れておかないと風邪がうつってしまわないかなあ)
だちゃかん (石川の方言)
だめだ。 あの人おらんと、この店だちゃかんガや(あの人がいないと、この店はだめなんだ)「だっちゃかん」「らちゃかん」とも。
だます (千葉の方言)
子どもをあやす。 大泣きしてっからだましたほーガいーど(はげしく泣いているからあやした方がいいよ)
ちゃじょおけ (鹿児島の方言)
お茶請け。 ちゃじょおけにゃ、くろざとがいっばんよか(お茶請けには黒砂糖が一番いい)「しょおけ(塩気)」は一般に「おかず」を表す。「茶の塩気」で「お茶請け」。
ちょちょべっこ (埼玉の方言)
蝶々。 ちょちょべっこがいっぺー飛んでらー(蝶々がいっぱい飛んでいるよ)
とう (愛媛の方言)
届く。 せえがひくいけん、どがいしてもとわんかい(背が低いから、どうやっても届かないよ)
とぎ (高知の方言)
道連れ。仲間。 きょーはとぎがおったけん、はよーついたよーな気がする(今日は道連れがいたので早く着いたような気がする)