ぐらぐらこく (福岡の方言)
頭に来る。 もー、たいがいぐらぐらこいたばい(もういい加減頭にきたよ)「はらかく」よりも強いが「ぞうのきりわく」よりは弱い。
さきり (北海道の方言)
組み合わせた丸太。 にしん場ではさきりいっぺ使ったもんだわ(にしん場ではさきりをたくさん使ったものだよ)魚を干すために使う。
さむしー (埼玉の方言)
寂しい。 今夜ひとりっきりじゃさむしーな(今夜一人きりでは寂しいな)
しまく (滋賀の方言)
雨が、ひとしきり、ひどく降る。 ほやかて、しまってるはかい、やっぱ待ってるわ(そうだからと言ったって、ひとしきりひどく降るから、やはり待っているよ)
じじらに (島根の方言)
しきりに。間断なく。 そげん、しじらにくゎしくわせても、えかの(そんなに次々とお菓子をたべさせてもいいのか)
ずこいきり (富山の方言)
うぬぼれ者。 ありゃ、ちょっこずこいきりや(あいつは少しうぬぼれ者だ)
つばくろ (埼玉の方言)
つばめ。 春なのにつばくろがからっきり見あたんねー(春なのにつばめが全然見あたらない)
つりたりつりたり (岩手の方言)
少しずつ継続的に。 つりたりつりたりくってばりいで、さっぱどかしぇがねで(ひっきりなしに食べてばかりで、ちっとも働かない)
でんぼ (岩手の方言)
かまきり(蟷螂)。 きのえだっこさ、でんガぼのたまゴ、くっついでだっちゃ(木の枝に、かまきりのたまごが付いていたよ)
はしる (島根の方言)
痛みが激しい。 はがはしって、よーねられん(歯が痛くて、ぐっすり寝られない)特に、きりきりと鋭い痛みをいう。