でっかす (栃木の方言)
出会う。遭遇する。 山ん中で鹿にひょこっとでっかしたので、おったまげた(山中で鹿と突然に出会ったので、びっくりした)
とぜんね (鹿児島の方言)
さみしい。 とぜんねこっ、ごわしたなー(さみしいことでございましたね〈弔いの詞〉)古語の「徒然」に由来。
のさん (宮崎の方言)
つらい。めんどくさい。 まーこちのさんこっじゃ(本当にめんどくさいことだ)
のすける (広島の方言)
手渡す。近寄せる。 手がたわんけー、こっちーきて、のすけてくれんかいのー(手が届かないから、こちらへ来て、手渡してくれないかね)
はいよ(2) (熊本の方言)
(〜して)ください。 こっとこっばはいよ(これとこれをください)こぎゃんしてはいよ(このようにしてください)
はえ (鹿児島の方言)
南風。 はえんかぜ(南風)奄美では「ふぇんかぜ」。「東の風」は「こっかぜ」。
はちこる (愛媛の方言)
はびこる。 草がはちこって、どんならんかい(雑草がはびこって、どうにもならないよ)
〜びゃー (徳島の方言)
〜ばかり。〜しか。 これびゃーかのこっとらんの(これだけしか残っていないの)少ない様を表す。山分では「〜ば」。
ぶちゃける (岐阜の方言)
〈水などを〉こぼす。 お茶ぶちゃけてまって、みっともねーこっちゃ(お茶をこぼしてしまって、恥ずかしいことだ)
へーともねえ (岐阜の方言)
大変な。とんでもない。 そりゃーまた、へーともねえこっちゃったのー(それはまた、とんでもないことでしたね)