たましぽろぎ (秋田の方言)
失神するほど驚くこと。 草むらがら蛇出はってきて、たましぽろぎした(草むらから蛇が出てきて、びっくり仰天した)「魂ほろく」は「失神する」。「ほろく」は「ぶるぶると振るい落とす」「すっかり失う」の意。
たる (和歌山の方言)
飽きる。 おんなじことばっかりで、たってくる(同じことばかりで飽きてくる)
だちかん (新潟の方言)
仕方がない。だめだ。 そのんことゆーたらだちかんちゃ(そんなこと言ってはいけないよ)「らちかん」とも。
だら (富山の方言)
馬鹿。 だらんことばっかいうなま(馬鹿なことばっかり言うなよ)
だら (石川の方言)
馬鹿。 ほんなだらなことばっかゆーとって、笑われっぞ(そんな馬鹿なことばかり言っていると笑われるぞ)
だら (島根の方言)
愚か者。怠惰なこと。無意味なこと。 しごともせんで、だらばっかーいっちょー(仕事もしないで、怠けている)「だらず」とも。
だんさん (島根の方言)
旧家や特定の職業の男性。 むかしゃー、だんさんばっかーが、わしゆーてのー(昔は、旧家の旦那さんだけが、自分のことを「わし」と言っていた)
だんない (富山の方言)
差し支えない。 そんなことしてもらわんでもだんないわ(そのようなことをしてもらわなくても構わないよ)
ちみる (石川の方言)
つねる。 わりーことしとったら、ちみれんぞ(悪いことをしていたら、つねるんだぞ)
ちむえー (沖縄の方言)
意味。わけ。 あん する くとぅぬ ちむえー わからん(ああすることの意味がわからない)