ほほ
(茨城の方言)
腹いっぱい。 ほゲほゲたべらっしょ(腹いっぱい食べてください)
ほげる・ほがす (長崎の方言)
穴があく〈自動詞〉。穴をあける〈他動詞〉。 耳んすばほがしてよーっときーとかんね(耳の穴を開けてよく聞いておきなさい)
ほたくる (高知の方言)
ほったらかしにする。 ぎっちりさいそくしてきたけんどほたくっちょいた(しょっちゅう催促してきたけれどほうっておいた)
〜ほん (滋賀の方言)
〜ね。強調の接尾語。 ほいたら行ってこほん。おとなしーしてやんせ(そうしたら行って来ようね。おとなしくしていなさい)
ぼさりつく (滋賀の方言)
背中にしがみつく。 ぼさりつくとさいガ、ねてまうのんやった(背負ってもらおうものなら、すぐにも眠ってしまうのだった)
ぼっと (群馬の方言)
偶然。 ぼっとなんだから、かんべんしてくんない(故意ではなく偶然なのだから、許して下さい)
ぽんし (愛媛の方言)
綿入れ袖なし半纏。 寒なったけん、ぽんし着なはいや(寒くなったから、綿入れ半纏を着なさいよ)「ぽんしん」とも。東中予では「でんち」。
ぽーぽい (福島の方言)
あたたかい。 やぎいも、ぽーぽいうぢにあがれ(焼きいも、あたたかいうちに食べなさい)
まあず (長野の方言)
まったく。 蠅が、まあずうるさい(蠅が、まったくもってうるさい)
〜まい (香川の方言)
〜ませ。 まあ、いっぺんたべてみまい(まあ一度食べてごらんなさい)