ちんぶりかく (静岡の方言)
ふくれっ面をする。すねる。 ちーとばか怒られたぐりゃーでちんぶりかくじゃねー(少しばかり怒られたぐらいでふくれっ面するんではない)
つかえる (奈良の方言)
混雑する。 この時間、大安寺のへんはえらいつかえてんでえ(この時間、大安寺あたりはすごい混雑しているよ)
つっとる (千葉の方言)
追突する。 前の車につっとっちったよ(前の車に追突しちゃったよ)
つばえる (香川の方言)
贅沢する。 あの人は口がつばえとる(あの人は贅沢して、口が肥えている)
つろくする (京都の方言)
調和がとれる。 あの着物にこの帯つろくするやろか(あの着物にこの帯がよくあっているだろうか)家格の比較によく用いる。
てっぱる (千葉の方言)
無理する。何とかする。 少し残してもしょーねーがら、てっぱっておやしてきた(少し残してもしょうがないから無理して終わらせてきた)
てれんこぱれんこ (山口の方言)
ふらふらする。ぐずぐずする。 時間がないけー、てれんこぱれんこするなっちゃ(時間がないから、ぐずぐずするな)「てれーぐれー」とも。長門では「てれんぱれん」とも。
てんごする (奈良の方言)
戯れる。いたずらする。 誰や、ここおいといた自転車てんごしたんわ(誰だ、ここにおいてあった自転車にいたずらしたのは)
てんぽな (富山の方言)
無鉄砲な。 なんちゅーてんぽなことをするがよ(何て無鉄砲なことをするのだ)
でごじゃれる (茨城の方言)
形が崩れる。失敗する。 おむれづ、でごじゃれちゃった(オムレツ、(きれいに作ろうとしたが)形が崩れてしまった)