ある(1) (山形の方言)
入学する。 おらいの孫、こどすがら、高校あガるんだ(うちの孫は今年から高校に入学するんだ)
あさっぱか (群馬の方言)
朝食前の早い時間にする仕事。 くれーに起きてあさっぱかによく出たよ(暗いうちに起きて早朝仕事によく出たよ)
あしたり (岡山の方言)
明日。 あしたりゃー、どねんすりゃー(明日は、どうするの)
あしめる (富山の方言)
当てにする。 なんをあしめにしとるがけ(何を期待しているのか)
あずる (広島の方言)
てこずる。あがく。難儀する。 近頃、着物めったにきんけー、着付けにあずってしもーた(近頃、着物をめったに着ないから着付けにてこずってしまった)
あたんする (兵庫の方言)
仕返しをする。 そないな意地悪しよったら、いつかあたんされっど(そんな意地悪をしていたら、いつか仕返しをされるよ)
あだむねをつく (大分の方言)
期待過剰で、当てが外れる。 そげえ当てにしちょるとあだむねをつくぞ(そんなに当てにしていると後でガッカリするぞ)
あっかあっか (栃木の方言)
冷や冷やする。 何をいー出すかわがんねーと思って、あっかあっかしてたよ(何を言い出すかわからないと思って、冷や冷やしてたよ)
あったらしか (鹿児島の方言)
もったいない。 まだつこがなって、あったらしかことしやんな(まだ使えるのに、もったいないことをするな)古語の「あたらし〈惜〉」の意味を残している。
あばさかる (徳島の方言)
調子に乗ってはしゃぐ。 あばさかんりょったら怪我するんでよ(はしゃぎまわっていたら怪我をするよ)