すみ (茨城の方言)
電池。 うゴがねな、すみきれだがな(動かないなあ、電池がなくなったかな)
すもう (宮城の方言)
滲みる。沁みる。 この薬、少すすもうがもな(この薬は少し沁みるかもね)古語「しむ」の転。
すもじ (京都の方言)
すしを丁寧に言う語。 すもじ、よばれます(鮨を食べさせていただきます)「おすもじ」「おもじ」とも。
すもつくれん (大分の方言)
役に立たない。 そげなすもつくれんこつー、言うな(そんなつまらないことを、言うな)語源は「巣〈または酢〉も作れない」からという。
すらごつ (佐賀の方言)
噓。 なめた口ばききよるどん、すらごつもほどほどにしとかんけ(なめた口をきいているけれども、噓もほどほどにしておけよ)
すらごつ (長崎の方言)
噓。 あいつすらごつばっかゆーてからに(あいつは噓ばかり言いやがって)
すらごと (福岡の方言)
うそ。 すらごとゆー(噓をつく)南部では「すらごつ」。
すらー (岡山の方言)
するよ。 そねーに言わんでもすぐすらー(そんなに言わなくてもすぐするよ)
すんくじら (鹿児島の方言)
隅っこ。 かぎゃそんすんくじれ、あやしもはんか(鍵はその隅っこにありはしませんか)
すんと (愛知の方言)
すぐに。 駅はすんとそこだわなも(駅はすぐそこだよ)