どっぺすっ (佐賀の方言)
腹いっぱいになる。 ひのっちんちふんみゃーで、見たばっかいでどっぺーしたのまい(一日中ご馳走で、見ただけで腹いっぱいになったよ)
はなんたれぶりがいー (大分の方言)
洟の垂れぶりがよい。 うちん子は、はなんたれぶりがいー(うちの子は、洟のたれぶりがいい)親が取り柄のない子どもをほめることば。親馬鹿の極致 !?
ひでる (熊本の方言)
ひりひりと痛む。 傷口ヨードチンキばぬりたくっとひでるこつが(傷口にヨードチンキを塗るとひりひりと痛むことよ!)
へたる (広島の方言)
座る。正座する。うずくまる。 きちんと、へたらにゃーいけん(きちんと正座しなくてはいけない)
ほえねー (兵庫の方言)
何か物足りない。 きれーな家たちんさったけど、なんかほえねーな(きれいな家をお建てになったけれど、何か物足りないね)「ほげない」とも。
ほりっこ (埼玉の方言)
堀。用水堀。 かくねっこなんかでほりっこにおっこちんなよ(かくれんぼなどで堀に落ちないようにしろよ)
まる (福島の方言)
おじぎする。 先生さ会ったら、ちやんとおまガりしろ(先生にお会いしたら、きちんとおじぎをしろ)
まんまんさん (滋賀の方言)
仏様。円いお月様。〈幼児語〉 こりゃ。ごえんさんの横にちんして、まんまんさんを拝まんせ(これこれ。住職さんの横に座って、仏様を拝みな)
むじー (宮崎の方言)
かわいらしい。 んーだまー、ちんこめしてむじもんじゃ(あらまあ、小さくてかわいらしいこと)「むぞらし」「むぞらしー」とも。
ゆるせい (静岡の方言)
のんびりできる。気楽な。 まゴたちん来ててゆるせくないねー(孫たちが来ていてのんびりできないねえ)普通は否定の形で使うことが多い。