ちゃりこい (山口の方言)
すばしこい。 隣の家の子どもはちっちゃいころからぶちちゃりこい(隣の家の子どもは小さい頃からとてもすばしこい)
ちゃーぎゃー (佐賀の方言)
とても。 ちゃーぎゃー時の経つが、もーにゃーしてしもーとろーざい(とても時間が経っているが、今はもうし終わっていろうだろうよ)
つ(ー) (佐賀の方言)
瘡ぶた。〈蟹の〉甲羅。 こん前怪我したとけつーんでけて、くーかいか(この前怪我したところに瘡ぶたができて、とても痒い)「つーたん」は「役に立たない者」の意。
つまらん (福岡の方言)
いけない。だめ。 そげなことしたら、つまらんばい(そんな事をしてはいけないよ)あいつは、なにさしぇてもつまらん(あいつは何をさせてもだめだ)
てげ・てげてげ(1) (宮崎の方言)
とっても。 てげおもれ(とってもおもしろい)
てこい (鳥取の方言)
大きい。 てこい、ちーしゃーなどとつべこべ言っても、埒(らち)があかんわ(大きい、小さいなどとあれこれ言っても、埒があかないよ)
てっずし (山梨の方言)
不器用。 あのひたーてっずしどーで何を作っても下手だ(あの人は不器用だから何を作っても下手だ)
てっぱる (千葉の方言)
無理する。何とかする。 少し残してもしょーねーがら、てっぱっておやしてきた(少し残してもしょうがないから無理して終わらせてきた)
てんがけ (群馬の方言)
いきなり。 てんがけ、そんなこと言ったってだめだよ(いきなりそんなこと言ってもだめだよ)
てんぐるま (群馬の方言)
肩車。 子どものこらー親父によくてんぐるましてもらった(子どもの頃は親父によく肩車をしてもらった)