さでしてる (山口の方言)
放り捨てる。 なおっしょかんと、さでしてるよ(かたづけておかないと捨てるよ)長門では「さでくりだす」とも。
さどい (徳島の方言)
機敏な。機転が利く。 この子は何してもさどいなあ(この子は何をしても機敏だなあ)「さどこい」とも。
さばくっ (佐賀の方言)
仕事が捗る。 仕事ばあんのすっぽにたのーじみたばってんが、ちーにさばけん(仕事をあの怠け者に頼んでみたけれど、ちっとも捗らない)
さべっちょ (新潟の方言)
おしゃべり。冗舌家。 おめえは、さべっちょらすけな(お前はおしゃべりだからなあ)「さべっちょこき」とも。
〜さら (静岡の方言)
〜ごと。〜まで。 みかんをかわさら食う(ミカンを皮ごと食べる)東部では「〜まし」とも。
さらさらえぼ (宮城の方言)
鳥肌。 下見だら、おかなくてさらさらえぼたった(下を見たら、恐ろしくて鳥肌が立った)関連して「さらさらする」で「寒気がする」意。「さらえぼ」「ささらえぼ」とも。
さんしのみっつ (山口の方言)
いちにのさん。 さんしのみっつで走るそ(いちにのさんで走るよ)「せーのでみっつ」とも。長門では「さんのーがーはい」。
さんよ(ー) (兵庫の方言)
予定。計算。 どないしてもさんよーがあわへんねん(どうしても計算が合わないんだよ)「さんにょう」とも。
〜ざった (三重の方言)
〜しなかった。 とーかもくわざったんじゃひてなーおい(十日も食わなかったんだからねえ、あなた)「〜だった」「〜はった」とも。
〜ざー (山梨の方言)
〜う。〜よう。 明日、見舞いに行かざー(明日、見舞いに行こう)意志や勧誘を表す。「だー」とも。