がんび (北海道の方言)
白樺の木やその皮。 むかしはがんび、すとふのたきつけにしたもんだ(昔はがんびをストーブのたきつけにしたものだ)「すとふ」は古い言い方。
きばる (広島の方言)
励む。精を出す。がんばる。 朝とーから、きばりよるのー(朝早くから、精を出すねえ)
きょ(う)とい (香川の方言)
恐ろしい。 あっきゃあ、きょうとー(あれー、おそろしい)
ぎっとー (愛知の方言)
融通の利かない様。 ぎっとーなやつだもんだい、相手になれん(融通の利かない人だから、相手にできない)
〜くさ (福岡の方言)
〜ね。 かえりたかっとるくさ(帰りたかったにちがいないよ)とーかの晩なくさ…(一〇日の晩にね…)
くっちゃべる (茨城の方言)
しゃべり放題にしゃべる。 あづばってなんだかんだかくっちゃべってっとー、せーせどするわ(集まってあれこれとしゃべっていると気持ちがはれるよ)
くるみ (山梨の方言)
くるぶし。 みギ足のくるみょーたなのこばーぶっつけて痛かっとー(右足のくるぶしを棚の角にぶつけて痛かったよ)
けなりー (岡山の方言)
うらやましい。 そねーなことーきーたら、子どもがけなりがらー(そんなことを聞いたら、子どもがうらやましがるよ)
げと (徳島の方言)
最下位。 わたしやいつもげとじゃ(私なんかいつも最下位だ)「げっとー」「げとっぱ」「げとべ」「どべ」などとも。
こたう(1) (高知の方言)
肉体的・精神的に応える。 あつけがことーてまだよーおきん(暑気あたりが応えてまだ起きられない)らくだいしたががことーちゅー(落第したことが応えている)