あがいに (高知の方言)
あのように。 あがいに言わいじゃち、えいじゃいか(あんなに言わなくてもいいじゃないか)
あつる (山形の方言)
一歩ずつ進む。 部屋んなが、あゴつるとごもなぐ、つらけった(部屋の中が足を踏み入れるところもなく散らかっている)
あせくる (宮崎の方言)
かきまわす。いじくる。 あせくっといかんど、わからんごつなるかい(かき回すといけないよ、わからなくなるから)
あったらい (石川の方言)
もったいない。 これ、まだあたらしーさかい、あったらてほーられんわ(これはまだ新しいから、もったいなくて捨てられないよ)
あってこともねー (栃木の方言)
とんでもない。 車がぼっこれて行げなくなっちゃって、あったこどもねーこどんなっちゃってさ(車が故障して行けなくなって、とんでもないことになってさ)
あてこともねー (群馬の方言)
途方もなくたくさん。 あてこともねー、もってきらっといい(こんなにたくさん持ってこなくてもいい)量の予想外の多さに用いられる。
あらえまで (茨城の方言)
食事の後、食器などを洗い片づけること。 あらえまでやんなくちゃなんねんだよ(食事の後片付けをしなければならないんだよ)
いころ (大分の方言)
根気。意気地。 このごろ、どーもいころがのーなった(このごろ、どうも根気がなくなった)
いだまし (秋田の方言)
惜しい。もったいない。 あど少しででぎだども、やれねぁして、いだましごどした(もう少しでできたのにやれなくて惜しいことをした)
いつのかまにか (神奈川の方言)
いつのまにか。 おれの手袋よー、いつのかまにか、めーなくなっちゃったーよー(私の手袋がね、いつのまにか見えなくなってしまったよ)