あたる (石川の方言)
貰える。 あの会社は、いつもかもボーナスでっかいことあたるんやといね(あの会社はいつもボーナスがたくさん貰えるんだそうだよ)
うしきたま (山形の方言)
たくさん。 このなづはあっちぇさげ、ナスうしきたまとれだ(この夏は暑いからナスがたくさん取れた)
かつける (宮城の方言)
他人になすりつける。かこつける。 あのやろ、すぐ人さかつけでいげすかねごど(あいつは、すぐ他人のせいにして気に入らないことよ)
がしょーき (栃木の方言)
がむしゃら。無鉄砲。向こう見ず。 あの男はがしょーきだがら、やることなすこと何でも荒っぽくってね(あの男は無鉄砲だから、やることは何でも荒々しくてね)
すいー (宮崎の方言)
酸っぱい。 こんみかんなすいねー(このみかんは酸っぱいね)
すもつくれん (大分の方言)
役に立たない。 そげなすもつくれんこつー、言うな(そんなつまらないことを、言うな)語源は「巣〈または酢〉も作れない」からという。
せからしか (熊本の方言)
うるさい。 師走の忙しかときせからしかこつば言いなすな(師走の忙しいときにうるさいことを言いなさんな)
そがれ (群馬の方言)
作物などが盛りを過ぎて衰えること。 ナスも、はー、そがれになった(茄子ももう盛りを過ぎた)
つっかけまんご (栃木の方言)
なすり合い。 としょりの面倒をだれがみるかで、つっかけまんごがはじまった(年寄りの面倒をだれが見るかで、なすり合いがはじまった)
てここしー (三重の方言)
こまごましたことを器用にこなす。 あんたはなんでもてここしーしなはるで(あんたは何でも器用にしなさるから)