じょんならん (香川の方言)
どうにもならない。 おまいとこの息子はじょんならんやっちゃのー(君んちの息子はどうにもならない奴だなあ)
じょーさね (山形の方言)
簡単だ。 あいづだば、だいガぐさなどじょーさなぐはいんべよ(あいつなら大学になんか簡単に入るだろうよ)
せわーねー (岡山の方言)
大丈夫だ。心配ない。 それぐれーのけがじゃ、せわーねーわ(それくらいのけがなら、大丈夫だよ)
せんどな (宮城の方言)
前に。以前に。 ほの店だら、せんどな行ったごどありす(その店なら以前に行ったことがあります)古語「先度」から。「せんころ」とも。
ぜんて (栃木の方言)
すっかり。まるで。まったく。 ズボンがしっつぁばけて、ぜんて使いもんになんねぐなっちゃった(ズボンが破けて、まったく使い物にならなくなってしまった)
たばる (三重の方言)
お供え物を下げる。 あれひとつたばっといで(あのお供えを一つ頂いておいで)「賜る」から。南勢・志摩では「ならう」とも。
ちむ(2) (沖縄の方言)
心。 ちむん ちむならん(心も心ならず、落ち着いていられない)
ちむむちむん (沖縄の方言)
温かい思いやりのある人。 ちむむちむんぬ あんしぇー ならんさ(思いやりのある人がそんなやり方はできないよ)
てご (島根の方言)
手伝い。 孫じゃー、てごんならん(孫では手伝いにならない)
どんならん (大阪の方言)
どうにもならない。 そないなことされたら、どんならんなー(そのようなことをされたらどうにもならないねえ)