はしゃばしゃ (長野の方言)
からりとかわいた様子。 この下着、はしゃばしゃして気持ちいいなー(この下着、よく乾いてさっぱりして気持ちいいなあ)
はじかい (岐阜の方言)
ざらざらしている。 ばさまの手ははじかいなー(おばあさんの手は皮膚が荒れてざらざらしているね)
はちまん (広島の方言)
お転婆娘。 あっこなんは、はちまんじゃけー、家にゃー、おってなーけー(あそこの娘はお転婆娘だから家にじっとしていらっしゃらないよ)
はぶてる (広島の方言)
腹を立てる。怒る。 そがーなことで、はぶてちゃーみっともなー(そんなことで、腹を立ててはみっともない)
〜はる (京都の方言)
補助動詞〈尊敬・丁寧の意〉。 よーふらはりますなー(雨がよく降りますねえ)〈自分以外の〉人・動物・天候などを主語とする動詞につけて、尊敬、あるいは、聞き手に対する丁寧を表す。
はんかくさい (北海道の方言)
ばかげた。あほらしい。 なーにはんかくさいことゆってんの(何をばかみたいなことを言ってるんだ)
はんつ (奈良の方言)
数の不揃い。 この靴下、片一方しかないさかい、はんつかなー(この靴下、片一方しかないから、不揃いかもねえ)
はんなり (京都の方言)
明るくて上品な。 はんなりした帯やなー(明るくて上品な色合いの帯だねえ)主に色彩について陽気で上品な明るさをいう。性格にも言う。
ばって (鹿児島の方言)
しかし。 むかしゃ、あつまっしもうけかったとばってなー(昔は集まる人も多かったけれどねえ)博多・長崎の「ばってん」につながる語。
ぱっぱ (滋賀の方言)
餅。団子。〈幼児語〉 昔は「ぱっぱ」ゆーたんやガ、今の子には通じんわなー(昔は「ぱっぱ」と言ったのだが、今の子どもには通じないよねえ)