いごく (兵庫の方言)
動く。 いごいたらあかん。じっとしとけ(動いたら駄目だ。じっとしておけ)「いのく」とも。
いのく (奈良の方言)
動く。 細かい仕事してんねんさかい、いのくな(細かい仕事しているのだから、動くな)
おとっちゃま (香川の方言)
臆病者。 ぎゃいるに飛びのくっちゃ、いかさまおとっちゃまやのー(かえるに飛びのくとはまったく臆病者だね)
ぎゅーらしー (大分の方言)
大仰な。大層な。 そんぐらいのことじ、ぎゅーらしーこつ言いなんなえ(そのくらいのことで大層なことを言いなさんなよ)
くにしゅー 【国衆】 (北海道の方言)
本州などからの移住の同郷人。 ここは阿波のくにしゅうばっかりだ(ここに住んでいるのは阿波の国衆ばかりだ)「南部衆」「越後衆」などとも言った。
くるみ (長野の方言)
足のくるぶし。 くるみんとこ、怪我した(くるぶしのところを怪我した)
くるみ (山梨の方言)
くるぶし。 みギ足のくるみょーたなのこばーぶっつけて痛かっとー(右足のくるぶしを棚の角にぶつけて痛かったよ)
くろ (静岡の方言)
端。隅。角。 そこのごみょー畑のくろによせとけ(そこのごみを畑の隅に寄せておけ)
こざにっか (佐賀の方言)
小面憎い。 こまかくせ屁理屈どんばっかりゆーち、ほんなこてこざにっか(年少のくせに屁理屈ばかり言って、本当に小面憎い)
こわくさい (富山の方言)
小生意気だ。 子どものくせにこわくさいことばっかゆー(子どものくせに小生意気なことばかり言う)