えし (茨城の方言)
おまえ。 えしゃー、どごさえってだんだ(おまえは、どこへ行っていたのだ)
えせらっこい (岐阜の方言)
〈喉が〉痒い。 なんやしらん、喉がえせらっこいなー、風邪じゃろか(何か分からないが、喉が痒いなー、風邪を引いたのだろうか)
えどる (香川の方言)
なぞる。 えどっとるだけやんか、そななんいっかー(なぞっただけじゃないか、そんなのだめだ)
おいし (山梨の方言)
あなた。 おいしも体に気を付けれよ、はい若くはないどーよ(あなたも体に気を付けてよ、もう若くはないのだよ)
おじゃみ (広島の方言)
お手玉。 こまーおりにゃー、よー、おじゃみゅー、しょーった(幼いころには、よくお手玉をしたものだ)
おだっくい (静岡の方言)
お調子者。おだてに乗る人。 あのひたーおだっくいので困ったもんだ(あの人はお調子者で困ったものだ)
おまん (山梨の方言)
おまえ。 おまんガほとんど食っちまったずら(おまえがほとんど食べてしまったのだろう)同等か目下の人に対して使う。
おーぼ (滋賀の方言)
世間の付き合い。 ちゃんと、おーぼしとかんならんのや(きちんと、付き合いをしておかないと、いけないのだ)
かざく (滋賀の方言)
匂いを嗅ぐ。 かざガいたら、やグさかったゆーはけ、びっくりしたんやで(匂いを嗅いだら、キナ臭かったと言うので、びっくりしたのだよ)
がんび (北海道の方言)
白樺の木やその皮。 むかしはがんび、すとふのたきつけにしたもんだ(昔はがんびをストーブのたきつけにしたものだ)「すとふ」は古い言い方。