ぎっちり(1) (高知の方言)
しょっちゅう。 ぎっちりゆーたがやけんどきーてくれざった(たびたび言ったのだけど聞いてくれなかった)
くじゅーくる (広島の方言)
むずかる。ぐずる。 孫が、くじゅーくってきかんのじゃ(孫がむずかって聞かないのだ)
くださいな 【下さいな】 (東京の方言)
子どもが菓子屋などの店先で言うことば。女の子は「ちょうだいな」が多い。 子どもの頃、店の人がいない時に、少し声を大きくして「くださいな」と言ったものだ
くびこんま (福島の方言)
肩車。 わらしは、くびこんましてやっと喜ぶもんだ(子どもは、肩車をしてやると喜ぶものだ)「てんぐるま」とも。
けん・けに (高知の方言)
〜だから。 あんたがゆーたけん、私もこーたがやけんどおおまちがいやった(あなたが言ったから私も買ったのだけど大間違いだった)
こそこそ (埼玉の方言)
こつこつ。少しずつ。 田植えの準備はうんとめーからこそこそしとくもんだ(田植えの準備はずっと前から少しずつしておくものだ)
こーへーな (鳥取の方言)
小ざかしい。利口な。 わきゃもんは、こーへーな口をたたくもんだ(若い者は、小ざかしい物言いをするものだ)
こーらい (滋賀の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)高麗黍。 焼いたるこーらいは、こーばしてうまいもんや(焼いてあるとうもろこしは、香ばしくておいしいものだ)
さきり (北海道の方言)
組み合わせた丸太。 にしん場ではさきりいっぺ使ったもんだわ(にしん場ではさきりをたくさん使ったものだよ)魚を干すために使う。
さげ (岩手の方言)
さえ。 おれさげでぎっから、おめだば、もっとかんたんだべ(私さえ出来るのだから、あんたならもっと簡単だろう)