〜こそ (三重の方言)
〜しか。 さけはたまにこそのまへん(酒はまれにしか飲まない)志摩では「〜より」「〜から」、伊賀では「〜はちゃ」。
しなっと (福井の方言)
何気なく。いつのまにか。 ちっとも勉強せんてな顔してて、なに、しなーっといー点数取ってるんやって(ちっとも勉強しないような顔をしていて、なにをいつの間にいい点数を取っているんだ)
じきのまに (鳥取の方言)
直ぐに。間もなく。 こりゃーばらけだけー、じきのまにやむわいや(これは夕立ちだから、間もなく止むよ)
そびく (長崎の方言)
引っ張る。 そびーたら破るっよー(引っ張ったら破れるよ)長いものを地面につけてそのままの状態で引きずる場合は「ぞろびく」。
そやでこり (三重の方言)
だからね。 そやでこり、このまえな(だからね、この前ね)「そやでこれ」より丁寧。全県的には「そやもんで」「そやよって」「そやさかい」などがある。
どっぺすっ (佐賀の方言)
腹いっぱいになる。 ひのっちんちふんみゃーで、見たばっかいでどっぺーしたのまい(一日中ご馳走で、見ただけで腹いっぱいになったよ)
〜なり (岡山の方言)
〜のまま。〜ごと。 このぶどー、皮なり食べれるけー、食べやしーわ(この葡萄は、皮ごと食べられるから、食べやすいよ)「〜まま」とも。
のま (岐阜の方言)
雪崩。 こんだけぬくとーなると、のまおきるのー(これだけ暖かくなると、なだれが発生するね)
のまえる (富山の方言)
堰き止められて水があふれる。 おおあめでかわがのまえてきた(大雨で川に水があふれてきた)
ばが (宮城の方言)
ものもらい。 右のまなぐさばが出で、おっきぐなってきた(右目にものもらいができて、大きくなってきた)