いつのかまにか (神奈川の方言)
いつのまにか。 おれの手袋よー、いつのかまにか、めーなくなっちゃったーよー(私の手袋がね、いつのまにか見えなくなってしまったよ)
えーし (奈良の方言)
資産家。よい家柄。 高田のまちで商売したはる家はみなえーしばっかりや(高田のまちで商売していらっしゃる家はみんな資産家ばかりだ)
おっきりこみ (群馬の方言)
手打ちうどんを茹でずにそのまま野菜と一緒に煮込んだもの。 冬はおっきりこみにかぎるのー(冬はおっきりこみに限りますねえ)「おきりこみ」とも。なお西部には「にぼーとー」という地域もあり。
おろこばえ・おろかばえ (香川の方言)
実生。 いつのまにやら、おろかばえがでとるぜ(種をまいてないのに木〈野菜〉が生えている)
おーの (高知の方言)
感動詞。 おーの、みちのまんなかにねこがしんぢゅーが(ああ、道のそばに猫が死んでいるよ)どちらかと言うとあまり良い感じを持たないときに多く使う。
がっそー (岡山の方言)
髪がぼさぼさであるさま。 あたまーがっそーにして、そてー出な(髪の毛がぼさぼさのまま、外へ出るな)さらにひどい状態を「大がっそー」とも。
きんきん (宮崎の方言)
正座。 なんなんさんのまえじゃ、きんきんせんといかんよ(仏様の前では正座をしなければいけないよ)
ぐるわ (長野の方言)
回り。 家のぐるわ、掃く(家のまわりを、掃く)
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)
げんや 【原野】 (北海道の方言)
自然のままで未開墾の原。 北海道にはげんやがいっぱいある(北海道には原野がたくさんある)