はりこむ (兵庫の方言)
おごる。 今日はわしがはりこんだろ(今日は私がおごってやろう)
〜はる (京都の方言)
補助動詞〈尊敬・丁寧の意〉。 よーふらはりますなー(雨がよく降りますねえ)〈自分以外の〉人・動物・天候などを主語とする動詞につけて、尊敬、あるいは、聞き手に対する丁寧を表す。
〜はる (大阪の方言)
〜なさる。 いまからどこいきはんの(今からどこへいらっしゃるの)
はわく (福岡の方言)
掃く。 にわば、はわいとってくれんね(庭を掃いておいてくれないか)
はわく (長崎の方言)
掃く。 おもてばはわかんね(表を掃きなさいね)
はわく (熊本の方言)
掃く。 ほーきではわかんかい(ほうきで掃かないか)
はわく (大分の方言)
掃く。 部屋はもっときれーにはわかんか(部屋はもっときれいに掃かないかね)
はわす (奈良の方言)
もらいものをよそへ回す。 わしこの土産あんまり好きちゃうさかいに、隣へはわそか(私はこの土産はあまり好きではないので、隣へ回そうか)
はんかきらす (栃木の方言)
いたずらする。 この壁に、はんかきらしたのはだれだ(この壁に、いたずらしたのはだれだ)
はんかくさい (北海道の方言)
ばかげた。あほらしい。 なーにはんかくさいことゆってんの(何をばかみたいなことを言ってるんだ)