あずる (山口の方言)
手こずる。困る。 おやつばっかり食べよるけー、あの子にもあずったもんじゃねー(おやつばかり食べているから、あの子にも困ったものだね)
いっせつ (滋賀の方言)
いつも。 いっせつありゃこりゃばっかりしてて、わやなこっちゃ(いつもあべこべばかりしていて、拙(まず)いことだ)
うい(2) (富山の方言)
気が進まない。 儲けのない仕事ばっかで、ういやのー(儲けのない仕事ばっかりで、嫌になるねえ)
えーし (奈良の方言)
資産家。よい家柄。 高田のまちで商売したはる家はみなえーしばっかりや(高田のまちで商売していらっしゃる家はみんな資産家ばかりだ)
おげ (徳島の方言)
うそ。でたらめ。 あいつはおげばっかりいいくさる(あいつはうそばかりいいやがる)「うそつき」は「おげった」と言う。
おしゃらぐ (茨城の方言)
おしゃれ。 おしゃらぐばっかりして、なんにもやんねよ(おしゃればかりしていて、何もやらないんだよ)
おてまいり (京都の方言)
手間のかかること。 お手間入りのごちそうばっかしやないの(手間のかかるごちそうばっかりじゃないの)
おもしゃい (和歌山の方言)
面白い。 いつもおもしゃいことばっかりゆーてら(いつも面白いことばっかりを言ってるよ)
かばち (鳥取の方言)
おしゃべり。減らず口。 おめーらはえらそーにかばちばっかりたたいとんな(お前は偉そうに減らず口ばっかり言ってるな)
きときと (石川の方言)
元気なさま。魚介類の新鮮なさま。 とれたばっかやさけ、きときとの魚やぞ(とれたばっかりだから、新鮮な魚だよ)