〜つろー・づろー (高知の方言)
「〜しただろう」の古い言い方。 きにょーわ高岡あたりまでいっつろー(昨日は高岡〈現土佐市〉あたりまで行っただろう)三合ばーは飲んづろー(三合ほどは飲んだだろう)「づろー」はナ行・バ行・マ行の動詞の撥音…
〜ども (青森の方言)
〜けれども。 あげどもこの花こ、そらほど好ぎでね(赤いけれどもこの花はそんなに好きじゃない)津軽では「〜ばって」。
はらっかーだ (神奈川の方言)
非常におかしい。 はらっかーよ(非常におかしい)「腹の皮をねじってしまうほどおかしい」の意。
ほきる (栃木の方言)
〈草木が〉伸びる。生い茂る。成長する。 しばらく草刈りしなかったら、せったけぐれーほきちゃった(しばらく草刈りしなかったら、背丈ほど伸びてしまった)
ほどらい (富山の方言)
程度。程合い。 ほどらいちゅうもんがあろが(程合いっていうものがあるだろうが)
ほどる (宮城の方言)
温まる。 炬燵さ入て、足もえあんべににほどりした(コタツに入ったので、足もちょうどよく温まりました)古語「ほとほる」から。
まける (香川の方言)
あふれてこぼれる。 「そなんついだらまけるぞ」(そんなに注いだらこぼれるよ)「まけまけいっぱい」(こぼれるほどいっぱい)
まてー (長野の方言)
ていねい。 あそこのしょーは、まてーだから(あそこの人達は丁寧に仕事をするから)時にけちくさいほどまめまめしく働く様子。
むだかる (福井の方言)
糸などがもつれる。 細い紐やさけ、むだかってもて、もーほどけんわ(細い紐だから、もつれてしまって、もうほどけないよ)
めんどかんど (茨城の方言)
目が回るほど忙しい様子。 今日は、めんどかんどしちゃったよ(今日は忙しくて目が回るほどだったよ)