〜つろー・づろー (高知の方言)
「〜しただろう」の古い言い方。 きにょーわ高岡あたりまでいっつろー(昨日は高岡〈現土佐市〉あたりまで行っただろう)三合ばーは飲んづろー(三合ほどは飲んだだろう)「づろー」はナ行・バ行・マ行の動詞の撥音…
ととのわん (石川の方言)
理屈にあわない。間抜けな。 いつまでも、ととのわんことばっかゆーとらんと(いつまでも、理屈にあわないことばかり言っていないで)
どくれる (徳島の方言)
すねる。 いつまでもどくれとらんと、えーかげん出てきてご飯食べない(いつまでもすねていないで、いいかげんに出てご飯を食べなさい)
〜ね(ー) (福井の方言)
〜なさい。 いつまで寝てるんにぇの。はよ起きねーま(いつまで寝ているんだい。早く起きなさいよ)
ねゆき 【根雪】 (北海道の方言)
根雪。春まで解けないで積もった雪。 このぶんだとねゆきなるんでないかなー(この分だと根雪になるんじゃないかなあ)
はがいましー (香川の方言)
じれったい。 なにしとん、はがいましー(いつまでかかっとん、じれつたい)
はしま (島根の方言)
午後の間食。 はしまでやすんじょーがの(間食で休んでいるところです)「こばしま」「こびる」とも。
ひして (栃木の方言)
終日。一日中。朝から晩まで。 隣りのおばーさんは、ひしておぎにあすびにやってくる(隣りのばあさんは、一日置きに遊びに来る)
ひどい (徳島の方言)
すごい。えらい。 あんなこまい子が一人で大阪まで行ったんでよ。ひどいなあ(あんなに小さい子が一人で大阪に行ったんだよ。すごいなあ)程度が甚だしい場合に良い意味でも用いられる。
びだげる (千葉の方言)
甘える。 このがきゃーいつまでんもびだげででおいねーなー(この子はいつまでも甘えていていけないなあ)