どーすりゃー (岡山の方言)
どうすればいいのか。 もー稲かりゅーせにゃーいけん。どーすりゃー(もう稲刈りをしないといけない。どのようにしようか)反語の意でも使われる。
なじょーも (新潟の方言)
いかようにも。 すきなだけなじょーもなじょーも(好きなだけどうぞどうぞ)好意的に応諾する気分を言い表す時に用いる。
なわす(1) (熊本の方言)
しまう。 大事かもんなおっとられんごつなわしとけ(大事なものは盗まれないようにしまっておけ)
ねっぱす (宮城の方言)
張り付ける。 そのふぐろのくづ、ねっぱしぇ(その袋の口を貼れ)古語「ねばすねばるようにする」から。
ねぶる (大分の方言)
舐める。 そげー皿をねぶるごとしち食うたらいかん(そんなに皿をなめるようにして食べたらいけない)
ねー (三重の方言)
無い。 まあこのごろはくさやがねーよになった(まあこのごろはわら葺の家が無いようになった)ai 連母音同化の痕跡か、これがよく耳につく。
〜のし (三重の方言)
〜ねえ。 ゆわんよーになるわかいのし(言わないようになりますよねえ)
はいよ(2) (熊本の方言)
(〜して)ください。 こっとこっばはいよ(これとこれをください)こぎゃんしてはいよ(このようにしてください)
はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
ばさろ (熊本の方言)
大変。たくさん。 阿蘇にゃ一足はよとんぼんばさろ飛ぶごつなった(阿蘇には一足早くとんぼがたくさん飛ぶようになった)