てき(1) (和歌山の方言)
あの人。あいつ。 てきゃ、黙って休むよなこと、せーへんやろ(あいつは黙って休むようなことはしないだろう)
てじめ 【手締め】 (東京の方言)
物事の成功や決着を願い、掛け声にあわせて手をしめる〈打つ〉こと。 それを三度くり返すような、あんなやぼったい手じめはなかった
てーら (茨城の方言)
〜の人たち。 これがらは、わげーてーらにまがせっぺ(これからは若い人たちにまかせよう)
でかいこと (石川の方言)
たくさん。 実家から、りんゴでかいこともろたんで、おすそ分けしよーとおもて(実家からりんごをたくさんもらったから、おすそ分けしようと思って)
できられん (大分の方言)
絶対できない。 あん人は選挙違反なんかできられん(あの人は選挙違反なんか絶対にできるような人ではない)「デキン」「デケン」の強調形。
でめんさん (北海道の方言)
日雇い。 田植えにでめんさん何人たのむべ(田植えには日雇いを何人頼むことにしようか)「でめん」「でめんとり」とも。
でんる (福島の方言)
転ぶ。 でんグんねように、足もとにきーつけろ(転ばないように、足もとに気をつけろ)
とぎ (高知の方言)
道連れ。仲間。 きょーはとぎがおったけん、はよーついたよーな気がする(今日は道連れがいたので早く着いたような気がする)
とびっくら (長野の方言)
かけっこ。 とびっくらしよー(かけっこしよう)「走る」ことを「とぶ」という。
とろっぴょーし (神奈川の方言)
頭割り。等分。 とった魚、とろっぴょーしにわけべーじゃん(捕った魚を、皆で等分に分配しようではないか)