ねっぱす (宮城の方言)
張り付ける。 そのふぐろのくづ、ねっぱしぇ(その袋の口を貼れ)古語「ねばすねばるようにする」から。
ねぶる (大分の方言)
舐める。 そげー皿をねぶるごとしち食うたらいかん(そんなに皿をなめるようにして食べたらいけない)
ねんごーたれる (広島の方言)
くどくど説明する。気の利いたことを得意気に言う。 やたらにねんごーたれるよーじゃー嫌われる(やたらにくどくど言うようでは嫌われる)
ねー (三重の方言)
無い。 まあこのごろはくさやがねーよになった(まあこのごろはわら葺の家が無いようになった)ai 連母音同化の痕跡か、これがよく耳につく。
のざえる (栃木の方言)
〈のどに物が〉つかえる。ふさがる。 魚の骨がのどにのざえて、ちくちくしてしゃーね(魚の骨がのどにつかえて、ちくちくしてしようがない)
〜のし (三重の方言)
〜ねえ。 ゆわんよーになるわかいのし(言わないようになりますよねえ)
のて (長野の方言)
無器用で、怠け者。 のてで、どうしようもねえ(不器用で怠け者で、どうしようもない)
のめし (新潟の方言)
怠けること。 のめしこくなやー(怠けるなよう)「怠け者」を「のめしこき」という。
はいよ(2) (熊本の方言)
(〜して)ください。 こっとこっばはいよ(これとこれをください)こぎゃんしてはいよ(このようにしてください)
はごた(1) (千葉の方言)
余分。 すこしはごたになっちゃってどうしべー(少し余っちゃってどうしよう)