がざむざと (石川の方言)
とりとめもなく。乱雑に。 がざむざとして、うちにおるわけ(とりとめもなく、家で過ごしているよ)
がっそ (奈良の方言)
頭髪がぼうぼうとしている状態。 えらいがっそな頭して、どないしたん(たいそうボサボサな頭髪だけれども、どうしたの)
がっそー (岡山の方言)
髪がぼさぼさであるさま。 あたまーがっそーにして、そてー出な(髪の毛がぼさぼさのまま、外へ出るな)さらにひどい状態を「大がっそー」とも。
がっぱんなる (石川の方言)
一所懸命になる。 がっぱんなって走って、何しとらん(一所懸命になって走って、何をしているんだ)
〜がなっ (鹿児島の方言)
〜ことができる。 あいがいとして、すわいがならんがお(足が痛くて座ることができませんよ)しがなっ(することができる)
がまだす (佐賀の方言)
精出して働く。 むかしんこどま、ちんかもんもがまだしよりましたばな(昔の子どもは年少者も懸命に働いていましたよ)
がまわれ (北海道の方言)
寒さで木が凍り割れる。 ゆうべもしばれてがまわれの音してたもね(昨夜も冷え込んでがまわれの音がしていたものね)
がる (熊本の方言)
る。 わるこつばっかしよっと、せんせにがらるっぞ(いたずらばかりしていると、先生にられるぞ)
がーだぐ (茨城の方言)
がらくた。 がーだぐあずべで、もしちぇー(がらくたを集めて、燃してしまおう)
きざから (香川の方言)
いじわる。 こんまいこーにきざからしたらいかん(小さい子にいじわるをしてはいけない)