ねぜる (高知の方言)
寝ていて身動きする。 〈添い寝をしている親が子どもに〉ねぜりな(身動きするな)
ねぶる (大分の方言)
舐める。 そげー皿をねぶるごとしち食うたらいかん(そんなに皿をなめるようにして食べたらいけない)
ねんじこんじ (栃木の方言)
もじもじしているさま。 ねんじこんじしてっから、しょんべんでもしてんだんべ(もじもじしているから、小便でもしたいのでしょう)
のざえる (栃木の方言)
〈のどに物が〉つかえる。ふさがる。 魚の骨がのどにのざえて、ちくちくしてしゃーね(魚の骨がのどにつかえて、ちくちくしてしようがない)
のすける (広島の方言)
手渡す。近寄せる。 手がたわんけー、こっちーきて、のすけてくれんかいのー(手が届かないから、こちらへ来て、手渡してくれないかね)
のて 【の手】 (東京の方言)
山の手。 のてだねーあれはのての噺家だ(中心にはこられない〈二流の〉噺家だ)下町っ子が山の手の野暮ったさを軽蔑して言う語。
はいだるい (石川の方言)
体がだるい。つまらない。 暑い中で仕事しとったさけ、はいだるい(暑い中で仕事をしていたから、体がだるい)
はいよ(2) (熊本の方言)
(〜して)ください。 こっとこっばはいよ(これとこれをください)こぎゃんしてはいよ(このようにしてください)
はいりょ (徳島の方言)
ください。 先生の話をよーきーて、勉強してはいりょ(先生の話を良く聞いて、勉強して下さい)
はしかい(2) (兵庫の方言)
すばしっこい。 なにさしてもはしかいやっちゃ(何をさせてもすばしっこいやつだ)